カンテフラメンコの偉大なマエストロ、エンリケ・モレンテが、本日12月13日午後5時、マドリードのラ・ルス病院にて亡くなりました。
12月4日に行った潰瘍の手術後昏睡状態となり、そのまま亡くなりました。 また一つフラメンコの星が私たちのもとを去ってしまいました。
エンリケ・モレンテ・コテーロは1942年12月25日グラナダに生まれ、10代でマドリードに移住し、カンタオールとしてのキャリアをスタートしました。
50年以上にわたってフラメンコに貢献した偉大なマエストロ。カンテの伝統に自身の開けた感性を加え、フラメンコのピカソの異名をとる革新者でした。アルカンヘル、ミゲル・ポベダ、マイテ・マルテインなど、現代カンタオール、カンタオーラの多くが影響を受けています。
モレンテの名を継ぐ長女エストレージャはカンテ界のスターとして活躍。次女ソレアはバイレ・カンテ、末っ子のエンリケはエンリケ・モレンテ2世としてギター・カンテで活動しています。
忘年67歳。
ご冥福をお祈りいたします。
foto por Keiko Higashi
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